今回はたった1分でできる裏ワザ弦慣らし法を紹介します。
「弦交換したてってチューニングが狂う」そう思ってませんか?
確かに弦交換したてはチューニングが狂いやすいです。
でもちょっとした工夫をしてあげるだけで大幅にチューニングの狂いを抑えることができます。
チューニングが狂う理由と解決方法
1.巻き弦が伸び切っていない
巻き弦は複数のプレーン弦を編み込んで作られていますから、弦を張る(=テンションを掛ける)と当然伸びます。
その伸びがチューニングの狂いの原因です。(音程が下がります)
じゃあ、どうしたらいいの?
巻き弦の伸びきった状態を作ってあげれば良いのです。
工程1.12フレット付近をフレット反対方向に引っ張る(5~10回)
工程2.12フレットを左手で押さえ、ピックアップ付近でも同様に引っ張る(5~10回)
これでおおよそ弦は伸びきります。
これだけでも大幅にチューニングの狂いは改善されるのですがもう一つチューニングの狂いの要因があります。
2.弦の支点周辺が弧を描いてる
これは気が付きにくいのですが、よく見ると弦が真っ直ぐではなく弧を描いています。
写真を撮ってみましたので確認してみます。
ペグ周辺
ブリッジ周辺
弦が慣らされていない状態だと、ペグからブリッジに掛けて真っ直ぐ張られているはずが弧を描いてしまってます。
演奏しているうちに徐々にまっすぐになっていきますから当然、チューニングは狂います。
解決方法を紹介します
工程1.ペグ側面の弦を強く押す
工程2.ブリッジの弦の支点よりややネック側を強く押す
これでブリッジからペグに掛けて弦が真っ直ぐ張られます。
徐々に弦がまっすぐに慣らされていくこともなく最初からまっすぐなのでチューニングの狂いも大幅に解消されます。
いかがでしたか?
笑っちゃうくらい簡単な弦慣らし法ですが効果は絶大です
誰でも簡単に実践できるので是非、弦を張り替えたときにお試しください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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